年間を通して食卓で活躍する野菜の一つであるきゅうり。
旬でおいしい時期などは、きゅうりのバラ売りもあるけど、特に袋売りの方が量も多くて安いですよね。
一人暮らしだと、袋売りのきゅうりは、量が多くて食べきれない。
働く女性
食べきる前に、傷んでしまって長持ちしない。
大量に買って楽しみたいけど、一人暮らしではためらってしまいますね。
そんなときに、ちょっとの工夫できゅうりを長く楽しめるポイントをご紹介します。
基本の特徴、適切な選び方、保存方法、復活方法、そして簡単レシピを知れば、バラで買うよりも袋売りのものをためらわずに購入できるようになって経済的です。
カラーでわかりやすくまとまっている本です。 |
きゅうりの特徴
最近の流通している約9割近くが、「ブルームレスきゅうり」と言われる白い粉が出ないように改良された品種です。このきゅうりは、皮が少しかたいので、日持ちがします。
反対に、ブルームきゅうりは生産量が少なくなりましたが、直売所などに行くと品揃えされていることが多いです。
きゅうりの選び方
知っていても、袋詰めされているとなかなか確認しにくいですが、あらためておいしいきゅうりの選び方を紹介します。
- みずみずしいもの。
- 緑色が鮮やかで太さが均一なもの。
- 小さなトゲがさわると痛いくらいのもの。
- 両端がしっかりしているもの。※全体の太さが均一なら、曲がっていてもよい。
きゅうりを長持ちさせる保存方法
冬場は涼しい場所であれば室温でも保存することができます。 ただし、低温や乾燥に弱いので、基本は、ビニール袋に入れて野菜室へ保存しましょう。
野菜室に保存するときは、栽培されている状態と同じ体勢で保管するとストレスがないので、ツルのついていた方を上にして立てて保存するとよいです。
購入から約1週間くらいで食べきるのがおいしく食べる目安になります。
意外かもしれませんが、冷凍保存も可能です。
簡単!きゅうりの復活方法
時たまきゅうりを保存しておいたら、しなびてしまったということはありませんか。そんなときは、これで簡単にシャキシャキ感を戻すことができるんです。
きゅうりの水分量は約95%で、野菜の中でもダントツ。そんな野菜だからこそ、収穫後時間が経ってしまうと水分が蒸発して、切ってみると白くスカスカな状態になってしまうことがあります。
- キッチンペーパーを湿らせる。
- きゅうりを洗って、濡らしたキッチンペーパーで包む。
- 保存袋に入れ、冷蔵庫で1日置く。
おすすめ簡単レシピをご紹介!
簡単浅漬け
- 洗ったきゅうりをお好みの大きさに切る。
- 保存袋に切ったきゅうりを入れ、めんつゆを適量入れる。(目安はきゅうり1本に大さじ1杯くらいからお試し下さい)
- 揉んで冷蔵庫で少し置いておく。(目安として30分以上がよい)
- お好みで洗ったきゅうりを切る前に、はじめに塩で揉んでおくとより味がなじみやすいです。
- お好みで、しょうがや茗荷、大葉などを入れてもおいしくいただけます。
- 一晩置くと味がしっかりしみ込みます。
きゅうりの味噌漬け
- きゅうりを洗い、水気を取る。
- 両端を切っておく。(半分にすると使い勝手が良い)
- 保存袋に、味噌と砂糖(もしくはみりん)を1:1(塩分強めにしたいときは2:1)の割合で入れ、揉みながらよく混ぜる。
- その中にきゅうりをいれ、冷蔵庫で1日以上おく。
- 水分が出てきたら、漬かっているしるし。
- 食べるときは、水洗いして水気を切ってお好みの大きさに切る。
1週間くらいは持ちますが、どんどん水分が抜けてくるので、早めに食べきりましょう。
一人暮らしでは買ったはいいが使い切れないものに、味噌と砂糖がありますよね。これが大量に余っていたので意外な組み合わせと思うかもしれませんが、日持ちもして、ちょっとした付け合わせになります。
まとめ
すぐにでも活用できて、私もよくやっている方法をご紹介しました。
きゅうりの特徴を知って、ちょっとしたひと手間をかけることで、きゅうりをお得に購入し長く楽しむことできます。
きゅうりは、メインの食材になるということは少ないですが、食卓の彩りを添える万能なお野菜です。
明日からは、迷わずお得なお買い物をしてみましょう。